女将のぼやき

当店かまだ家では平成元年に3%の税率でスタートした消費税の導入以来、美味しく良い商品をリーズナブルな価格で提供するというコンセプトのもと、お客様にご負担をかけずに店舗側が消費税を負担する内税方式のままで長年努力してまいりました

もちろん原材料の仕入れ価格高騰により、品目によっては必要最低限の値上げをした商品もございますが、それは本当に必要最低限の範囲においてでございます。

しかしながら当初3%でスタートした消費税は、平成9年には5%に上がり、一昨年の4月からは8%に上がりました。更に現在の予定では来年の4月から10%に上がろうとしております。
当店は長らくこの消費税に内税のままで対処してまいりましたが…残念ながら企業努力だけではとても対処できない状況になってしまいました

そんな訳で本年3月より、消費税を外税にしてお客様から頂戴することになりました。誠に申し訳ございませんが御了承の程をお願い申し上げます。
ただ消費税は当店の売り上げでも利益でもなく、お客様の御会計から私共が一時お預かりして、国に支払うものでございます。決して当店の本意ではないということだけは御理解いただきたいと思います。



そもそも消費をするということはお金を流通させる行為、景気の向上に貢献する行為です。
どうしてそういった行為に税金を掛けるのか?私は個人的に甚だ疑問に思っております。

増え続ける社会保障費に対して、安定した財源が必要だという考えはもちろんわかりますが、その前に無駄な予算の削減や節約などやるべきことがあるのではないでしょうか?
行財政改革を全てやった上で、足りないものを消費税で賄うという考え方をしなければ、国民の負担は増えていく一方です



私は立場上あまり政治的なことは口にしないようにしているのですが、この消費税の問題だけではなく、東日本大震災のことについても政治家の皆様にもの申したくなります。

あの未曾有の大災害の日から五年という決して短くはない時間が経過した今も尚、17万人以上の人々が避難生活を送り、6万人以上の人々が簡易な仮設住宅での生活を余儀なくされております。
復興が順調に進んでいるとは決して思えません。こういった現状を政治家の皆様はどう考えていらっしゃるのか?

…なぁんて偉そうなことを書きながら…私自身も気がついたことがあります。
小さな企業ではありますが、私も社長である以上はこの「かまだ家」という国の首相のようなもの。そこで働く社員やバイトは「国民」のような存在

その「かまだ家の民」に対して首相である私はどれだけのことがしてあげられているのだろうか?と…

もちろん「こうしてあげたい。ああしてあげたい」という思いや希望はたくさんあります。「かまだ家で働いて本当によかった」と思ってもらいたい。でもそれがわかっていてもそうしてあげることができない厳しい現状があり、力不足の自分に対して苛立ちを感じたり、情けない思いになることも…
「もうこんな商売やめちゃおうか」なんて思うことも…
でもそんなことしたら長年私を信じて一生懸命働いてきてくれた社員を裏切ることになる…そう思い再び気力を沸き上がらせ自分に喝を入れてみたり…最近は本当にそんな日が増えました…もう年齢も年齢で決して若くはないですから…

うちのような小さな企業でも社長である以上、これだけのストレスやジレンマがあります。これが国を預かる政治家、ましてや総理大臣ともなると、かかるストレスも責任感も私とは雲泥の差がある。消費税など本来は上げたくないが社会保障の財源がない。被災地の復興も進めたいが人財も乏しく人手も足りない等々

安部総理の心労とは如何なるものか!!想像もできません。
世界情勢を鑑みても、イスラム国の台頭や政府軍と反政府軍の内戦で、他国へ命懸けで脱出する難民の急増、飢餓、貧困、北朝鮮の核開発等々…21世紀になった今でも毎日を「死と隣り合わせの生活」で過ごす人々もたくさんいる。

だからこそ私はもう一度思いたい。「なんだかんだ言っても日本は平和だ。苦しくても仕事はあるし食べ物もある。水道の蛇口をひねればいつだって清潔で新鮮な水を飲むことができる。

この国に生まれただけでも充分に幸せなのだ。そんな我が国日本を誇りに思い日本人であることに感謝しようそして私の社員達を必ず幸せにしてみせる」と…

すみません。今回は私の心の中のぼやきと「希望」を記しました。ギリシャ神話の「パンドラの箱」から最後に出てくるものも「希望」です。どんな時も「希望」を忘れてはいけませんね
それではまた(^.^)

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